開催日:2024年10月30日
主催:東京都産業労働局
東京都産業労働局主催の「令和6年度 男性育業促進オンラインセミナー【応用編】経営者・管理職向け」でグラフィックレコーディングを担当させていただきました。
令和6年度 男性育業促進オンラインセミナー【応用編】従業員向け
東京都産業労働局主催の「令和6年度 男性育業促進オンラインセミナー【応用編】経営者・管理職向け」が開催されました。
男性育業を更に一歩前進させたい経営者・管理職、男性育業推進担当者に向けたセミナーで、
今回のテーマは「男性育業促進が企業メリットになる理由~ダイバーシティ経営の重要性と実践~」。男性育業の企業メリット、多様な社員が活躍できる組織のあり方、具体的な施策についてのお話を聞いた上で、WEB交流会が開催されました。
講師はスリール株式会社 代表取締役社長 堀江 敦子 氏です。
進行やファシリテーションは株式会社ワーク・ライフバランスの皆さんが担当し、スムーズな進行で参加者の意見が活発に交わされました。会社としても様々な取り組みをされているワーク・ライフバランスのみなさん。昨年からご一緒させていただいておりますが、まさに「働き方に向き合っている」という印象で、ご経験や取り組みからの視点が毎回とても勉強になります。
グループワーク
セミナーでは、以下のテーマでグループワークが行われました:
- 男性育業をしやすい職場の雰囲気をどのように醸成するか
- 育業時に業務がまわる組織・体制をどのようにつくるか
- 経済面やキャリア面等、取得者の不安をどのように払拭するか
参加者同士が実際に社内で困っていることや意見を出し合い、各グループで具体的な解決策やアイデアを共有しました。また講師の堀江さんも各グループを回りながら、質問の回答やアドバイスをくださいました。
グラフィックレコーディングには、堀江さんのコメントも含めて記録をしています。
メッセージ
講師の堀江さんからは、「正解はないので現場に合わせて進めていきましょう」と言ったアドバイスや、かつての生活を無視した働き方が通用する時代ではなくなったこと、「未来のために今変えていく」と言った前向きなメッセージが共有されました。
完成したグラフィックレコーディング
セミナーで作成したグラフィックレコーディングは、東京都の家庭と仕事の両立支援ポータルサイトに掲載されています。ぜひご覧ください!
参加した感想
今回の参加で私が一番印象に残ったのは、「自分自身にある思い込み」です。(アンコンシャスバイアス)
チームで業務を回すスタイルに変えていく事例として、メイン・サブの2人体制の話が出た時に、「メインだけでも大変なのにサブでも関わったら業務量が2倍になってしまって大変ではないですか」と言った意見が出ました。正直、私もそう思っていたんです。仕事が、増えてしまうと。
堀江さんからは「まずは2倍になるという思い込みを外してみましょう」という回答があり、ファシリテーターの新井さんがハッとした、とおっしゃっていました。ここは本当に共感したところで、私もハッとしたんです。
業務や時間の使い方を見直し、体制の変更と同時に業務量削減の取り組みをセットで行っていくことが大切なんですね。
「本質的な育業を目指そう」というメッセージがありました。
表面的に行うのではなく、本当の意味で育業を進める。とても難しいことですが、本当に大切だと改めて感じました。これをきちんと行うことで、将来的に介護等の場合にも仕組みや制度を活用してスムーズな業務の引き継ぎが可能になりますね。
毎回本当に勉強になっています。ありがとうございました!
振り返りや共有に使えるイベントやセミナーのビジュアル記録
USANET合同会社では、セミナーやイベントの記録をグラフィックレコーディングでお手伝いしています。ビジュアルを通じて共有・振り返りができる記録をぜひご活用ください!