2025年5月に開催された「関西iEVO 2025 -DX実現への道標-」で、グラフィックレコーディング(グラレコ)を担当しました。
主催は株式会社イグアスさんで、DXに向けた考え方や取り組みをテーマに、ビジネス上の課題をITで解決したいお客様、IBM i をご利用のお客様を対象として開催されました。行政・企業など現場の方も多く集まるイベントでした。
会場の大阪中之島フェスティバルスイートでは、登壇者の方がそれぞれの経験や視点から話をされ、具体的な事例も紹介されました。
当日は、講演の内容やディスカッションの中での発言を中心に、リアルタイムに描いて記録を行いました。
大阪「関西iEVO 2025 -DX実現への道標-」
今回は、DXに挑む企業へ向けた考え方や取り組み・戦略がテーマでした。
iEVOでのグラフィックレコーディングは初めての試みだったそうです。グラレコは会場で映し出していただき、当日会場の参加者の皆様にもご覧いただきました。
イベント概要
▼イベント概要
【イベント名】 関西iEVO 2025 -DX実現への道標-
【開催日時】 2025年5月9日(金)14:30~17:30
【会場】 大阪中之島フェスティバルスイート
大阪府大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー37階(アクセス)
【参加費】 無料(定員120名、事前登録制)
【対象】 ビジネス上の課題をITで解決したいお客様、IBM i をご利用のお客様【主催】 株式会社イグアス
▼講演
【1】 企業DX推進政策の全体像 ~DX経営による企業価値向上に向けて~経済産業省 デジタル高度化推進室長 河﨑 幸徳氏【2】 IBM i 事業戦略-持続可能かつ企業競争力を高めるプラットフォームとして-(仮)日本アイ・ビー・エム株式会社 IBM Power事業部長 原 寛世氏
【3】 “これからどうする? IBM i” IBM i 資産継承とデジタル化推進への考察
~株式会社新井組様をお招きし、モダナイズを推進された事例をご紹介いたします!SCSK Minoriソリューションズ株式会社 営業本部 営業第二部長 藤井 二三夫氏【4】徹底討論:IBM i はDXの基盤たり得るか?
株式会社ブレーンスタッフコンサルタンツ 代表取締役社長 浅沼 良則氏、
日本アイ・ビー・エム株式会社 IBM Power事業部長 原 寛世氏、
IBM Powerテクニカルセールス 佐々木 幹雄氏
引用元:
IBM i コミュニティイベント『関西iEVO 2025 -DX実現への道標-』開催のお知らせ | 株式会社イグアス
グラレコを描いて…当日の内容と印象に残った場面
今回グラレコを担当したのは【1】と【4】の二つのセッションです。
【1】 ~DX経営による企業価値向上に向けて~

<講演>経済産業省 デジタル高度化推進室長 河﨑 幸徳氏
河﨑さんは民間企業に勤務していた時代も含めて40年近くこのお仕事をされているそうです。そのご経験から、
「デジタル化=必ず効果が出るので、ぜひチャレンジしてほしい」という力強いメッセージが伝えられました。
講演では、
・DXとは何か
・国内の現状
・支援機関の活用状況
・デジタルガバナンスコード
・DX推進指標
・まだ取得が少ないDX認定制度
・支援ガイダンス
などについて説明がありました。
DX「認定制度」と聞くとすでにきっちりとDXが“できている企業”というイメージでしたが、そうではなくて、“DXに挑む準備ができた企業”を認定する仕組み」なんだそうです。DX推進を後押しする制度になっているんですね。
【4】徹底討論:IBM i はDXの基盤たり得るか?

<登壇者>
株式会社ブレーンスタッフコンサルタンツ 代表取締役社長 浅沼 良則氏、
日本アイ・ビー・エム株式会社 IBM Power事業部長 原 寛世氏、
IBM Powerテクニカルセールス 佐々木 幹雄氏
最初に浅沼さんが学校法人でのDXの実例を紹介されました。
広報・教育・就職・セキュリティの面でのウェブ化や、個人情報の取扱い、AIとの連携などについてです。
現場の反対意見・ベテラン職員の理解が得られなかったご経験など、現場で実際に進めていく上でのハードルや具体的な事例を共有いただきました。
そんな中で、長く使われてきた約30年分のデータが価値となり説得材料になり、職員とのやり取りを進められたこと。
その蓄積が、勘や経験に頼らない意思決定・判断の精度を高める大きな力になったという言葉が印象的でした。
後半では若手育成点、セキュリティ対策などについてもディスカッションが行われています。
原さんからは「ITの時代でも結局は人材が大切」という話があり、佐々木さんからは「IBM i はDXの基盤たり得る」というまとめがありました。
グラフィックレコーディグ実施後のご活用について
イベント後は、iWorld IBM i 総合情報サイトのレポートでも取り上げていただき、サイト上でグラフィックレコーディングが紹介されました。
内容・情報量の詰まった講演でしたので、概要とポイントのまとめになりますが、振り返りにぜひご活用ください。
特に今後現場でDXを進めていくにあたり、職場での情報共有や説明にご活用いただければと思います。
グラレコで振り返る関西iEVO 2025
iWorld IBM i 総合情報サイトの記事でグラフィックレコーディングが紹介されました
グラレコは合計で4枚あり、サイトでは2枚が紹介されています。
講演とパネルディスカッションの後半のグラレコは、下記の資料ページからダウンロードしてご覧いただけます
【資料】関西iEVO 2025
iWorld IBM i 総合情報サイトからグラフィックレコーディングを含む資料をダウンロードしていただけます
※資料のダウンロードには、iWorld会員の登録が必要です。

USANET合同会社へのご依頼について
USANET合同会社では、オンライン・対面の両形式に対応したグラフィックレコーディング(グラレコ)を実施しています。
iPadを用いたデジタルでの記録、模造紙を使ったアナログでの記録のいずれにも対応し、セミナー・講演・ワークショップ・社内会議・経営層ミーティングなど、目的や、会場・環境など場の設定に応じて柔軟に対応・ご提案しています。
また、経営理念・ビジョン・パーパス・コンセプト・プロジェクトの方向性などを可視化するオリジナルイラスト/ビジョンイラスト、行政や地域の計画・施策に関するビジョンマップ制作など、組織や地域の人の想いを共有し、次の行動につなげるためのビジュアルづくりにも力を入れています。
D・I・E(ダイバーシティ・インクルージョン・エクイティ)やSDGs、サステナビリティなど、多様性や社会的テーマを扱う場での対話の可視化にも幅広く対応しています。
ご依頼いただく主なシーン
・セミナー・講演・シンポジウムでのリアルタイム記録(グラフィックレコーディング)
・研究会・ワークショップ・フォーラムでの議論・対話の整理
・社内研修・プロジェクト・経営層会議、戦略策定会議でのビジュアル記録・共有
・経営理念・ビジョン・パーパスなどのビジュアル化(ビジョンイラスト)
・行政・地域の計画に関するビジョンマップや方針図の制作
・広報・プレゼン・報告書向けのまとめイラスト制作
言葉だけでは伝わりにくい内容に、イラストやビジュアルの力をプラスしてみませんか?
地方(徳島県)を拠点に活動していますが、オンラインでの打ち合わせや出張対応により、四国・中国地方をはじめ、関東・関西・九州にも対応しています。
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