先日、グラフィックレコーディング講座のフォローアップ会で、参加者の方からこんな質問をいただきました。
「“大人”と“子ども”をどうやってシンプルなイラストで描き分けたらいいですか?」
質問してくださった参加者の方は、子どもに関わる仕事をしているので、会議や研修のときに大人の考えや、子どもの気持ちなど、「大人」と「子ども」を描く機会が多いとのことでした。
実際のグラレコの現場でも、大人と子どもを描き分けたい場面はけっこう多いんです。
今回は、誰でも簡単にできる描き分けのコツを2つご紹介します。
目次
① 描き方のコツ|頭の大きさと形を変えてみる

まずは、頭の形と大きさを少し変えてみましょう。
- 大人 → 細長くて少し大きめの頭
- 子ども → 丸くて小さめの頭
たったこれだけで、「大人らしさ」「子どもらしさ」が自然に出ます。
顔のパーツを描き込まなくても、形のバランス、シルエットの変化で印象がぐっと変わります!
② 描き方のコツ|背の高さを変えてみる

次に、背の高さを変えるだけでも関係性が伝わります。
- 大人を高く、子どもを低く描く
- さらに、目線を合わせるように描くと“信頼関係”が伝わる
たとえば、先生が子どもと視線を合わせたり、同じ目線で話しているような構図にするだけで、やさしさや安心感を表現できます。
まとめ
グラレコで「人を描き分ける」ときに大切なのは、
細かい描写よりも 形や大きさなど、パッと見て見分けやすい工夫 です。
線を少し変えるだけでも印象が大きく変わるので、まずは「シンプルに見分けられること」を意識してみてくださいね。
- 丸い=子どもらしさ
- 細長い=大人っぽさ
- 目線を合わせる=信頼や共感
この3つを意識するだけで、ぐっと伝わる絵になります。
難しく考えず、まずは丸や線で「ちょっと変えてみる」からぜひ試してみてください!
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