大人と子どもの描き方に続き、今回は人物の描きわけ方のコツをお伝えします。

まずはシンプルでOK!
グラフィックレコーディング講座のフォローアップ会で、参加者の方からこんな質問をいただきました。
「人の描き分け方が知りたい」
「どこまで描き込めばいいのか迷う」
グラフィックレコーディングでは、話を聞きながらリアルタイムで描く=ライブで描くことが多いので、シンプルに描けて、すぐ分かるイラストが求められます。
とはいえ、シンプルにすればするほど棒人間、マル人間のような…みんな同じ見た目になってしまうんですよね。
そんなときに使える、簡単でわかりやすい人物の描き分けのコツを紹介します!
ベースは「丸+目+口」でOK!
まず大前提として、顔はとってもシンプルで大丈夫。
丸の中に目と口だけでも、ちゃんと「人」として伝わります。
髪型・服・小物で差をつけよう
ここに少しだけ変化を加えると、一気に人物の違いが出ます。
- 髪型を変える(長い・短い・まとめ髪など)
- 服装を変える(スーツ・エプロン・Tシャツなど)
- 小物を足す(帽子・メガネ・名札など)
たとえば:
👨💼 スーツ姿 … 会社員や自治体職員など
🧑🏫 名札をつける … 先生やスタッフ
👩🍳 エプロン … 料理や保育などのシーン
🧢 帽子(安全帽など) … 作業員や現場スタッフ
ほんの少しの違いで、「誰なのか」「どんな場面なのか」が伝わりやすくなります。
難しく考えず、まずは“ひとつ特徴を足す”ところから始めてみてくださいね。
グラレコで大切なのは“見分けやすさ”
グラレコで「人を描き分ける」ときに大切なのは、
細かい描写よりも、パッと見て見分けやすいこと!
服や髪、アイテムをシンプルに描き分けるだけで、
その人の役割や関係性が伝わりやすくなります。
+文字での補足があると、さらに分かりやすくなりますね!
まとめ
- ベースは「丸+目+口」でOK!
- 髪型・服・小物で変化を出せる
- グラレコでは「見分けやすさ」が大切
- 文字補足でさらに明確に
まずは、丸い顔をいくつか描いて“髪型と服だけ変える”ところから試してみてくださいね。
楽しいグラレコライフを!