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【グラフィックレコーディング】行政案件:徳島県北島町役場 庁内連携会議 -仕事の中の「あったらいいな。」を話し合おう-

グラフィックレコーディング-行政案件20231124徳島県北島町役場庁内連携会議 3グラレコ
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グラフィックレコーダーのさの はるかです。 「描いて伝えるプロ」として、情報を整理し、伝わりやすく視覚化して提供します。 グラフィックレコーディング・ビジョンイラスト・広告を通して、企業や団体の「想い」や「魅力」を届けます。

2023年11月24日、徳島県北島町役場で庁内連携会議が開催されました。

今回のテーマは「仕事の中の『あったらいいな。』を話し合おう」。
重層的支援体制整備事業を進めるにあたり、各課が連携した支援体制を構築するため、職員同士がつながることの大切さを確認する場となりました。

ファシリテーターを務めたのは神山まるごと高専の佐野淳也先生、コーディネーターはNPO法人You &ゆうの皆さんです。


目次

ワークショップの内容

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1. 自己紹介から始まるつながりづくり

ワークショップでは、職員同士がつながることを目的として、まず「4つの窓」を使った自己紹介を行いました。サイレントウォークで自己紹介カードを眺めた後、3人組になって自己紹介をする形でスタートしました。

2. ワールドカフェ形式での話し合い

続いて、ワールドカフェ形式で話し合いが進められました。模造紙やポストイットを活用し、似た意見をグルーピングしたり、書き込みながら話し合いを深めていきました。

グラフィックレコーディングでは以下の3つのテーマで議論内容を記録しました:

  • モヤモヤすること
  • あったらいいな
  • まちづくり
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話し合いで見えてきた課題

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話し合いを深めるうちに、実は相手のことを思っての「気づかい」が、壁になっているのではないか、と言った話が浮かび上がってきました

例えば、うちの課同様に忙しいだろうから迷惑なんじゃないか…と言った想像で言えない・聞けない気づかい
例えば、この提案をしたら仕事が増えて迷惑になるかも…と言った気づかい これらが聞きにくい・言いにくいを生み、コミュニケーションの壁を作ってしまっている可能性です

お互いに忙しく頑張っているのを知っているからこそ、気を遣いあっている、優しさですよね。

でも実は伝えてみると同じ悩みだったり、歓迎されたり、課を超えた協働が生まれることがある! ちょっと聞いてみる、言ってみるって、顔見知りになったらしやすいよね、と言う声もあり、 「顔を見て話す」これが一番の効率化になる、といった意見が出ました。


ワークショップを通じて見えたポイント

今回のワークショップでは、「頼みやすい・頼りやすい」関係性づくりが業務の効率化や負担軽減につながる可能性が見えてきました。職員同士が話しやすい環境を整えることで、業務のスリム化や連携の強化が期待されます。

また、このような課題は北島町役場だけではなく、他の役場や行政団体でも共通している可能性があります。
佐野先生からは、「北島町モデル事例」を作ることで、全国の市町村にも役立つ取り組みになるのではないかとのコメントもいただきました。


NPO法人YOU&ゆうの記事を紹介

今回の会議について、NPO法人YOU&ゆうの岡田さんがInstagramに投稿された内容が、とても素敵だったので引用でご紹介させてください。
重層支援体制整備事業に関する意義やプロセス、会議の様子について非常にわかりやすくまとめられていて、かつ現場の温度感が伝わる文章となっています。

重層支援体制整備事業❗️ なんて言うと、正直すごく堅苦しいイメージですが…   要するに庁舎内や地域の〝縦割り〟をなくして横軸に助け合いっこできるようにすること。  

徳島県下では4つの市町村が手を挙げて進めているこの事業だけど、全国下でもムズカシイ!という声が飛び交っているのが実情。   北島町も今年度からスタート。当初は見え辛い部分もあったけれど、制度というカタチに囚われるのではなく、『協力体制のゼロスタートに立つこと』が必要だと判った。  

そしてこのプロセスを辿っていくにあたっては、まちコラの説明会でもお世話になった、神山まるごと高専の佐野淳也先生のご協力がどうしても必要だと思った。   

佐野淳也先生との最初の出逢いは、6〜7年前に私が大阪から講師をお招きして「きくみるはなす」のworkshopを開催していた頃のご縁にまで遡る。 またこんな形で一緒にお仕事をさせてもらうことになったのは本当に不思議なご縁で、有難いご縁。  

今回の会議は「こんなのあったらいいな、会議」。 北島町健康保険課の稲井敏子課長補佐が、様々なことを考え抜いて、制度設計への戦略と想いをブラッシュアップさせ、弾きだされた会議名。 佐野淳也先生のファシリに、グラレコのさのはるかさんも加わった、最高の環境。  

総務課、税務課、危機管理課、健康保険課、地域包括支援センター、子育て支援課、社会福祉課、教育委員会、図書館、保育所、NPO等の様々な立場の方が参加して、仕事をする中で困ってること、疑問に思うこと、不安に思うこと、そして、こんな環境だったら仕事しやすいなぁ〜という希望も含めて、自由自在に言葉にしあった。    たった2時間だったけれど、スゴイことが起こった気がする。  

おそらく時代が大きく変容してテクノロジーが発展、業務が高度化、専門化する背景で、孤立や分断が起こっている。 〝縦割り〟は生まれるべくして生まれたものだったのでは?  

実は、重層支援体制整備事業は「制度」をつくるのではなく、「関係性」をつくることから始まる、ということ。 そんな新事実が今日、ハッキリと可視化された。 これは本当にスゴイことが始まったかもしれない。  

今日の様子はグラレコの、さのはるかさんがまとめてくれているので、出来上がり次第アップします❗️乞うご期待❣️

引用元:https://www.instagram.com/p/C0ElPhRhI5a/?img_index=1

グラフィックレコーディングの役割

今回の会議では、議論の内容をグラフィックレコーディングで整理し、記録しました。
テーマごとに可視化された記録は、振り返りや次回の議論に役立つツールとして皆様から好評をいただきました。

ありがとうございました!


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USANET合同会社では、行政や役場での会議やワークショップでのグラフィックレコーディングを通じて、課題の整理や共有、未来へのビジョン構築をサポートしています。ぜひお気軽にご相談ください!

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