グラフィックレコーディングに必要なスキルは?上達方法は?
グラフィックレコーディング(略してグラレコ)は、会議や授業、ワークショップなどで出てきた言葉やアイデアをリアルタイムで絵や文字、図にして可視化する方法です。
ここで必要なのは、プロの漫画家のような緻密な絵や、芸術作品のような技巧ではありません。
求められるのは 「早く描けて」「相手に伝わる」シンプルなイラストです。
早く描くためのコツは「シンプルに描くこと」
細かい線や陰影を加えすぎると、時間もかかりますし、パッと見て何を表しているか分かりにくくなることもあります。
むしろ線は少なく、形はシンプルに描くことで、スピードも伝わりやすさも格段に上がります。
これは大人でも子どもでも同じです。
小学生向けグラレコ講座:何も見ずにイメージで描くチャレンジ
夏休み特別企画として、小学4〜6年生向けにグラレコ体験講座を開催しました。
参加してくれたのは7人の子どもたち。いくつかのワークを行った中で、「何も見ずに、イメージだけで描く」チャレンジを行ってもらいました。
お題はこの3つです。
- トカゲ
- ナマケモノ
- パンダ
ここからは、子どもたちが描いてくれたカワイイイラストも交えながら、描ける・描けないの差と、絵が描けるようになる方法について解説していきますね!
描ける?描けない?子どもたちの反応はさまざま

- 「え〜どんなだったけ〜!」としばらく考える子
- 迷いなくサッと描き出す子
- イメージはあるけど描き始めると「あれ…?」となる子
ナマケモノって「腕って長かったっけ?」「顔ってどうなってたかな?」
トカゲって「足って何本?」などなど。。。ぼやーっとイメージは浮かぶけど、絵にするって難しいですよね!
どうして、すぐに描けないのか?

理由はシンプルで、知らないものはすぐに描けないからです。
逆に、一度でも描いたことがあるもの、普段から見慣れているものは、驚くほどスッと描けます。
これは大人のグラレコ練習でも全く同じ。
「知っている形」を増やしておくことが、即興イラスト力を伸ばす近道です。
イメージで描く面白さと難しさ

よく知らないままイメージで描くと、
「なんとなく分かる!」と笑顔がこぼれることもあれば、
「これ、何だろう…?」と首をかしげられることも。
でも、この経験こそが描く力を育てます。間違ってもいいし、変でもいい。
大事なのは「描くことに慣れる」ことです。
いろいろ見てみよう!そして描いてみよう

私自身も、まだまだ描けないものだらけ…すぐに描けるモチーフをもっと増やしたいと思っています。
まずは、描いてみる。思うように描けなかったら、本物を見てみる。
日常の中で目にするものを、観察してみる。形を知る。
会話でよく出てくる言葉を「これなら簡単に描ける形は何だろう?」と考えてみる。
そんな積み重ねが、子どもも大人もイラスト上達の一歩になると思います。
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