このイベントは、2024年1月12日に開催されました。
地域計画のための話し合い講座(県西部)- 地域計画における話し合い等の進め方
主催:徳島県農林水産政策課
共催:徳島大学人と地域共創センター
会場:徳島県 西武総合県民局美馬庁舎
講師:環境とまちづくり 代表 合意形成プロデューサー 澤田俊明
イベントの内容:「地域計画」のための話し合い講座(県西部)
徳島県農林水産政策課が主催する「地域計画」のための話し合い講座(県西部) – 地域計画における話し合い等の進め方 – で、グラフィックレコーディングを担当しました。
会場は徳島県西武総合県民局美馬庁舎で、講師には環境とまちづくりの代表で合意形成プロデューサーの澤田俊明さんが登壇しました。
完成したグラフィックレコーディング
完成したグラレコはこちらです。掲載には登壇者及び関係者の皆様の確認・許可をいただいております。
「地域計画」のための話し合い講座(県西部)の内容を紹介
研修は講義・実技・質問の構成での進行でした。
講義では「地域計画における話し合いの全体像とプロセス」「話し合いの個別技術」として、ファシリテーションについてや、地域に入る場合の入り方(最初が肝心!)やプロセスの大切さをはじめ、様々な手法・技術を学びました。
紛糾する場の運営としてはリフレイミング技術やグランドルールについて、 消極的な場の運営としては心理や行動が変化するきっかけになる会を行うことの必要性などを学びました。
他に地域計画にマッチする手法として、カードを使ったKJ法ワークショップや旗立地図ワークショップについて学びました。 これらは実際に演習も行ったので、体験しながら手法を知ることができました。 旗立てワークショップでは例として「おすすめの飲食店」というテーマで地図に旗を立てたので、参加者同士で会話も盛り上がりました!
最後には質疑応答をKJ法を使って行いました。
参加者の声・感想
今回の研修の参加者からは、研修での気づき・感想としてキーワードを紙に書いていただきました
- 意見の奥にある理由を引き出す
- 相手を否定しない
- 互いに認め議論
- アセスメントの重要性
- リフレーミングの技術
- 次世代への情熱
それぞれの感想を紙に書いてシェアする「紙芝居プレゼン」方式で最後、チェックアウトとしました。
グラフィックレコーディング制作のこだわりポイントや活用方法
- チェックアウトでは当日ライブで作成したグラレコをスクリーンに映して確認しながら、研修の内容を振り返りました。
- インプットする量の多い講義だったので、グラフィックレコーディングで整理・振り返りの時間を取り入れています。
- デジタル(ipad)でのグラレコの強みを活かして、イラスト・文字・写真を活用しました。
実際の演習の様子なども写真撮影したものをグラレコの中に入れて、当日の様子を思い出しやすいようにしました。 - 質疑応答の部分では、質問と回答の記録だけでなく、KJ法を使って進行したので、それらの手法の解説もグラレコに書き残し、どのような方法で進めたのか、参加者が実際に取り入れるときに分かるように記録しています。
まとめ
この講座では、地域計画に関する話し合いの進め方や、ファシリテーション技術について学びました。
グラフィックレコーディングを活用することで、講義や演習内容が視覚化されました。振り返りや復習にご活用いただければと思います。
ありがとうございました!
セミナー・イベントのグラフィックレコーディングについて
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