2024年3月13日、日本情報通信株式会社(NI+C)の社内イベントとして開催された業務改善プロジェクトの全国大会にて、グラフィックレコーディングを担当しました。全国から予選を勝ち抜いた15チームが一堂に会し、それぞれの業務改善に関する取り組みを発表しました。
グラフィックレコーディングによるリアルタイムでの記録と展示
発表はリアル会場で行われておりましたが、私自身は会場ではなくオンライン配信に接続し、発表内容をリアルタイムでグラフィックレコーディングしました。
その場で記録したデータを即時に共有し、会場で印刷して展示していただきました。
15チームもの出場があるため、どのチームがどんな話をしたか、特に後半になるにつれ曖昧になることがあります。
発表ごとの展示で、発表内容を振り返ったり、概要を掴むためのツールとして活用いただけたようです。
会場の皆様からは「ライブ感が楽しめた」「発表内容を振り返ることができた」等の声があったと伺いました。
グラフィックレコーディングの工夫
レイアウトを統一してチームごとの特徴を強調
15チームすべての記録は、統一されたレイアウトで作成。記録内容が分かりやすいよう、以下の項目を整理して記載しました
- チーム名
- プロジェクト内容
- 現状と課題
- 実際の取り組み報告
- 今後の目標
- まとめ
また、発表者のコメントや一言メッセージがあれば似顔絵とともに記載し、プレゼン内容をより印象深く記録しました。
レイアウトを統一することで、チームごとの発表の特徴を見比べやすいように工夫しました。
イベントを盛り上げる!ライブ性を重視した記録
発表終了後すぐに印刷・展示を行うことで、リアルタイムのライブ感を重視しました。
担当者の方からも、発表をその場で描く「ライブ感」が良かったので、また依頼する際も時間をかけて正確なものを作成するよりも、一部間違いがあってもライブでの記録という点を重視したいとのコメントをいただきました。
発表の記録はできるだけ正確なものを心がけておりますが、どうしてもライブでの記録は聞き間違いや書き間違い、勘違いなど正確性に欠ける場合があります。
それらも含めて、イベントを盛り上げるツールとしてご活用いただき、パフォーマンスとしても楽しんでいただけたようです。
終了後に各チームの皆様には内容のご確認をいただき、フィードバックを反映し、修正したものを最終納品させていただいました。
こちらで掲載の画像も、修正後のものになります。
優勝チームには特別な演出を
優勝チームにはグラフィックレコーディング内に優勝旗を描き加えました。優勝されたチームの皆様、おめでとうございます!
まとめ
今年度も日本情報通信株式会社さまのイベントに関わらせていただく予定です。
現状の課題を見つけ出すだけでなく、業務改善のための具体的なプロジェクト化と、そのプロセスを社内で共有する素晴らしいイベント。課題解決に向けた取り組みとその実現に至るプロセスを知ることができる発表は、毎回新たな発見があり、私自身も楽しみにしています。
USANET合同会社では、企業イベントや社内会議におけるグラフィックレコーディングを通じて、アイデアや取り組みをビジュアルで分かりやすく記録・共有するお手伝いをしています。ぜひお気軽にご相談ください!