商社の企業様からご依頼いただき、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の実現に向けた企業としてのメッセージをもとに、社内用ビジョンイラストを制作しました。
このプロジェクトでは、従業員の皆様にメッセージを直感的かつ分かりやすく届けるため、まず目に止まるようにポップで漫画調の明るいイラストでご提案しました。
内容・完成した制作物:非公開です。社内用として納品しました。
プロジェクトの目的
これまでも文章や動画で従業員の皆様へ向けたメッセージを発信されていましたが、さらに理解を深め、広げるための新しい手法としてビジョンイラスト制作のご相談いただきました。
完成したイラストは、社内ポータルサイトや社内サイネージへの掲載、印刷等の方法で、従業員の皆様の目に触れる形で活用されています。
ビジョンイラスト制作のポイント
1. タッチとカラー
- タッチ:ポップで漫画調のイラストに仕上げ、親しみやすさを重視しました。まずは「お、これ何かな?」と興味を持ってもらえることを優先してのご提案です。
- カラー:コーポレートカラーを基調に、アクセントとして明るい配色を提案。ポジティブな印象を与える色使いでご提案しました。
2. 構成とメッセージ
- ビジョンを中心に、背景や理由、解説、大切にしている価値観をイラストと文字で整理しました。
- メッセージはシンプルにし、イラストや図解を通じて直感的に伝わるよう工夫しました。
ビジョンイラスト制作プロセス
- 事前準備と方向性の確認
- 打ち合わせで方向性を共有し、必要な資料を提供いただきました。
- 背景資料や記事も読み込み、理解を基にご提案を進めました。
- フィードバックを活かしたブラッシュアップ
- 担当者の方を通じて担当部署からも様々な視点でのフィードバックいただき、ブラッシュアップを重ねました。
- 多くの視点を取り入れることで、より完成度の高いイラストに仕上げました。
- 最終確認と完成
- 最終段階では経営層や社長にも確認いただき、ポジティブなメッセージをいただきました。
制作を通じて感じたこと
「修正をお願いして申し訳ないです」とお気遣いいただくことがありましたが、意見をどんどん伝えていただけることはとても嬉しいです。
どうしても私一人の視点では視野が狭く固定概念に縛られてしまうことや、業界や社内風土・背景事情の理解度が浅く良いご提案が難しいことがあります。
もちろんより良いご提案できるよう尽力しますが、一緒に意見を出し合いながら作ると、よりその企業内に馴染むと感じています。
企業のメッセージやビジョンイラストは多くの人に届けるものだからこそ、さまざまな方の視点が加わることで質が向上します。
一人の視点にとらわれるのではなく、多様なフィードバックを受けることで、より良いものを作り上げることができると感じています。
担当者の方や部署の皆様のご協力により、皆様に方向性や想いを届ける素敵なイラストが完成しました。
ありがとうございました!
言葉だけでは伝えきれない想いをビジュアルで
「長々と文章を書いても読んでもらえない」
「何度も熱く伝えているのにイマイチ受け取ってもらえない気がする」
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