上勝町SDGs推進委員会の皆さんの対話やヒアリングをもとに、子どもが幸せを感じられる「あそびば」のビジョンをイラストにまとめた「ビジョンマップ」を制作しました。あそびばを通じて、人の流れや町の魅力、暮らしやすさや子育てのしやすさにつながる上勝町の未来イメージを描いています。
ビジョンマップで表現したもの
今回、最初にご依頼いただいた内容としては「あそびば」のイラストでしたが、単純に公園マップのようなものではなく、上勝町自体の目指す方向性と、「あそびば」との関係性も含めたイラストとしてご提案させていただきました。

上勝町の第3期「上勝町地域創生総合戦略」には、中長期展望として「2040年に1,000人程度の人口を確保する」ことを目標とした地域創生人口ビジョンがあります。
「人口ビジョンの基本的視点」や「4つの基本目標」には「若年層を中心とした人口流入の促進」や「町に新しいひとの流れをつくる」といった内容が掲げられています。
上勝町の目指す「持続可能な暮らしやすい魅力的な上勝町」の実現には「ここで暮らしたい」「子育てしたい」選ばれるまちであることも大切になります。
関係人口も含めて「まちへあたらしい人の流れ」を考えた時に、やはり「目指す場所」としての「あそびば」が必要ということで、みなさんのイメージをイラスト化しました。

自然豊かな上勝町では、季節ごとにいろいろな「遊び」があることも、委員の皆さんから教えていただきました。
春のお花見、芝滑り、夏の川遊びに田んぼでのどろんこ遊び、秋には落ち葉で、冬には雪やつららで…そのままの上勝町で、たくさんのワクワクする遊びがありますね!
ただ、上勝町には既存の観光やまちの施設意外の「公園」的な場所が現状としては、ありません。
すでにある自然の中に遊びの種がたくさん詰まっている、とはいえ、町外から突然山に行ってもすぐに遊べるかというと難しい側面もある、と言った意見も出ていました。
私もたまに上勝町に遊びに行きますが、ただなんとなくその辺の広場や山の中に行っても…「なにしていいか分からない」と言うのが正直なところです。
もし、「あそびば」という場所がひとつあれば…「あそこに遊びいいこう!」と目指す場所になり、最初は遊具や用意されたもので遊んでいるうちに、だんだん自分たちで遊びを考えて、そこにあるもので遊ぶ、新しい遊びを考える、そんな風にどんどん広がり上勝町の魅力に親しむ時間となりそうです。
実際に、子どもたちと出かけたときもそんなシーンになることも多かったので、上勝町にこんなあそびばができたら、と考えるととても楽しみになりました!
ビジョンマップの活用方法
ビジョンイラストは上勝町SDGs推進委員会から町長や町民の皆さんへの発表の際にもご活用いただきました。
スクリーンに映し出し、絵を見ながら委員のみなさん一人一人が想いや目指す未来を語りました。たとえば、転んだ子どもにすぐ手を出さず見守る大人や、木登りから降りられずに泣いている子どもを少し離れて見ている大人の姿があります。そこには「失敗できる上勝町に」と言う想いが込められています。そんなふうに、イラストのひとつひとつに、テーマや想いが込められています。
3月11日、令和6年度SDGs推進委員会の活動について報告会を開催し、委員の思いが詰まった「みんなのあそびば」ビジョンマップについて説明をしました。
上勝町共有ビジョン(2030年にあるべき姿)の「4.町民みんなで子育てをする町」を中心に「1.豊かな自然と共に暮らす町」「5.いつまでも心身ともに健やかに生きられる町」「6.地域の魅力が経済へとつながる町」「7. みんなで備え支えあう町」も含まれる形で、町にどんな「あそびば」が必要なのか、その目的やコンセプトをしっかりと作り上げることを目標に、「あそびば」ができることで町にどんな効果をもたらすのか、「あそびば」のビジョンを町民の皆さんと共有できるようにグラフィックレコーディングで可視化するため、SDGs 推進委員会を5回、ミーティングを3回、子どもが集まる場でのヒアリングを1回実施しました。
発表では、このあそびばは、町にすでにあるものを活用しつつ、ないものは新しく取り入れながら、少しずつみんなで作り上げていくもの。その過程を大切にするためにも、継続して関わっていきたいという強い思いを、委員から町長へ伝えました。引用元:広報かみかつ2025年4月号
上勝町の広報誌にSDGs「あそびば」ビジョンマップを掲載いただきました
このビジョンイラストは、町の広報誌にも掲載していただきました。
▼画像クリックで「広報かみかつ2025年4月号」のPDFをご覧いただけます
徳島県上勝町観光サイトのご紹介
上勝町は「ゼロウェイスト」など持続可能な暮らしに向けた取り組みで有名ですが、観光地としても魅力たっぷりです。「樫原(かしはら)の棚田」は「日本の棚田百選」や「国の重要文化的景観」に認定されています。

私も棚田を見た時は感動しました。とても美しい風景で、田植えの時期、稲刈りの時期、それぞれの美しさがありました。
上勝町観光ポータルサイトには、山あいの美しい自然や棚田の景色が掲載されています。また、幻の果実と呼ばれる柚香(ゆこう)や、独特の風味を持つ上勝阿波晩茶など、地域の恵みを生かした逸品の紹介も。
上勝町ならではのアクティビティや、地元の彩を添えたグルメ情報も網羅しています。
ぜひご覧ください!
ゼロ・ウェイストタウン 上勝町
日本で初めてゼロ・ウェイスト宣言を行った上勝町。
独自の分別でリサイクル率は80%を達成し、持続可能な未来を目指す環境モデルタウンです。
上勝町ってどんな町?
日本の棚田百選に選ばれた樫原の棚田や、千年の森づくりをしている高丸山、水苔が群生する山犬嶽など日本の原風景ともいえる豊かな自然に恵まれています。
「葉っぱビジネス」で有名な元気なおばあちゃんたちはもちろん、老若男女問わず生き生きと元気に暮らしているのが町の自慢です。引用元:上勝町観光ポータルサイト

USANET合同会社へのご依頼について
USANET合同会社では、ビジョンイラスト・ビジョンマップの制作を中心に、組織や地域の想いや方向性を整理し、具体的なイメージにするイラスト制作を行っています。
自治体のビジョンマップや企業の経営理念、10年ビジョンなどの制作事例があり、目的や背景に合わせた表現方法をご提案いたします。
経営理念・ビジョン・パーパス・コンセプト・プロジェクトの方向性など、言葉だけでは伝わりにくい内容を、オリジナルのイラストとしてわかりやすく表現し、関係者間での理解促進や共通認識づくりをサポートします。
また、行政や地域における計画・施策のビジョンマップ制作にも対応し、地域の未来像を共有しやすい形で可視化します。実際に、議会・議員向けの説明や住民説明会のツールとしてご活用いただいた例もございます。
DIE(ダイバーシティ・インクルージョン・エクイティ)やSDGsなど、多様性や社会的テーマを含むビジョンの整理・イラスト化にも対応しています。
ご依頼いただく主なシーン
・セミナー・講演・シンポジウムでのリアルタイム記録(グラフィックレコーディング)
・研究会・ワークショップ・フォーラムでの議論・対話の整理
・社内研修・プロジェクト・経営層会議、戦略策定会議でのビジュアル記録・共有
・経営理念・ビジョン・パーパスなどのビジュアル化(ビジョンイラスト)
・行政・地域の計画に関するビジョンマップや方針図の制作
・社内ワークショップのイラストレポート(エンゲージメント向上WS・課題と対策WSからの抽出など)
・広報・プレゼン・報告書向けのまとめイラスト制作
行政・自治体でのビジョンイラスト・取り組み図の活用例



企業での経営理念・ビジョンイラスト・経営者のライフストーリーの活用例



言葉だけでは伝わりにくい内容に、イラストやビジュアルの力をプラスしてみませんか?
地方(徳島県)を拠点に活動していますが、オンラインでの打ち合わせや出張対応により、四国・中国地方をはじめ、関東・関西・九州にも対応しています。
グラフィックレコーディング・グラレコ・ビジョンイラスト・ビジョンマップ・イラストレポート・図解制作などのご相談は、まずは下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。





